映画「The 有頂天ホテル」を観た。


ひさびさの映画館。訳あって1ヶ月以上行けなかった。


今年最初の映画は、「The 有頂天ホテル」。楽しかった。
映画館中、笑い声でいっぱい。とっても楽しめた。
今年最初の映画としては、合格以上。


ホテル内での、年末数時間のドタバタが、この映画のすべて。
いくつもの物語が交錯する。


大きく言うと、

(1)副支配人:新堂(役所広司)の別れた奥さんとの話
(2)汚職政治家:武藤田(佐藤浩市)がマスコミから逃げ回る話
(3)客室係:ハナ(松たか子)の愛人なりすまし事件
(4)ベルボーイ:ケンジ(香取慎吾)の再出発にまつわる話

ぐらいか? 


改まって振り返ってみると、上に書いた主人公は、この物語で生き方が何も変わっていない。
ドタバタ騒いだけど、結局元にもどったってところが面白いかもです。


印象的なのは、コールガール役の篠原涼子と、筆耕係のオダギリジョー
篠原涼子は、こういう役は最高に旨いのでは?
下妻物語のときも思ったけど、超はまり役。
あと、筆耕係。オダギリジョーとは思わなかったよ。
でも、結構いい演技してたように思う。


後には何も残らない。単なる娯楽映画、喜劇、もしくはエンターテイメントですが、
楽しめました。これは、これで良いと思います。