映画「博士の愛した数式」を観た。


ほんとは、Jodie Foster のフライトプランを見るつもりだったんだけど....
ささいなトラブルで、この映画を見ることに、トホホ。


登場人物は、

事故で、記憶が80分しか持たない数学教授(寺尾聰)。
重要なことを忘れないように、メモを上着のあちこちにピンで留めている。


その教授の家で働くことになったプロ家政婦(深津絵里)。
10歳の子供(斉藤隆成)がいるシングルマザー。


教授、家政婦、その子供からなる普通の日々の生活。
そして、その生活を影から見つめる教授の義姉の未亡人(浅岡ルリ子)。


玄関での会話(うろおぼえ)

家政婦:「初めまして、家政婦です。」
教授:「君の靴のサイズは?」
家政婦:「24です」
教授:「実に潔い数字だ。あがんなさい。」


この会話、何回あったかな? 後半はちょっとつらいけど。


ストーリ的に言うと、未亡人が一番辛いんでしょうね。
前面には描写されてないけど、伝わってきます。
最後の詩も考えさせるね。


とりあえず、こういう映画は好きなんです。
でも、嫌いな人、楽しめない人はたくさんいるでしょう。
長いし、退屈だし、娯楽的要素も無いし.....

人に勧められない映画、一部の人が楽しむ映画と言えるかもです。


しかし、この映画で写されているような郊外、きれいな川、
桜がたくさん咲いて、見晴らしが良くて、こういうところに住みたいなぁ。



博士の愛した数式 (新潮文庫)

博士の愛した数式 (新潮文庫)