映画「地下鉄(メトロ)に乗って」を観た。


最近、涙もろくなってしまって、ホントにだめだな。
こんな映画でも、途中、目頭が熱くなってしまった。
結構、良い映画に近いんだけど、後半、ストーリー破綻してるかな。


とりあえず、全編、昭和の臭いがする映画だ。
平成の現代の部分ですら、昭和っぽい。
懐かしいというよりは、貧乏くさくて、なんか寂しい。
(でも、音楽はよかった。)



ストーリー:
主人公の長谷部真次(堤真一)は、ある日、地下鉄から外にでると
昭和39年の東京だった。それは、兄が死ぬ直前のタイミング。
真次は兄の死を防ごうと努力するが、結局、未来は変わらない。
また、別のタイミングで、愛人のみち子(岡本綾)と一緒に、
戦後、戦中にタイムスリップし、
父である小沼佐吉(大沢たかお)の生き方を知る。
そして....



原作読んでなかったので、妊娠しているお時(常磐貴子)とみち子が
飲み屋から出てきて、抱き合うシーンでは、かなりびっくりした。
全く予想外だった。


でも、この飲み屋アムールのシーンもそうだけど、
いろいろ矛盾があるんだよね。なんか、細かいこと気にすると
この映画はダメかもしれない。


エンディングは、見る人によってはハッピーエンドという人も
いるかもしれないけど、私はぜんぜん、そうは思えない。
なんか、さびしいエンディングだ。(しかも間延びしてる)


地下鉄に乗って (講談社文庫)

地下鉄に乗って (講談社文庫)