映画「トゥモローワールド」を観た。


Children of Men


子供が生まれなくなって18年。迫害される不法移民の中から新しい命が生まれる。


設定は面白いのかもしれない、でも結局B級映画。
単調というか、盛り上がりがないというか、とにかく消化不良。


ストーリー:
子供の生まれない世界は、希望が無く殺伐としている。
ロンドンのエリートである主人公セオ(Clive Owen)は、
別れた嫁の手引きで、反政府組織FISHと関係を持つ。
そのなかで、妊婦キー(Claire-Hope Ashitey)に出会い、
彼女とその子供をヒューマンプロジェクトへ引き渡そうと努力する。


映像は趣味的。戦闘シーンはリアルだし、迫力もある。
しかし、ほとんどのシーンに動物が出てきたのが気になった。
いぬ、ねこ、ひつじ、やぎなど、さまざま。
戦闘シーンにまで出てくるのはやりすぎ。


あと存在意味が薄い登場人物が多い、「隠れ家のジャスパーの奥さん」
「セオの親族のお偉いさんと一緒に出てきたサイボーグみたいな人」とか。


そして、全般的に説明不足。ヒューマンプロジェクトとかも良くわからないし、
キーの妊娠を公開するのが、なぜマズイかもよく分からなかった。


とにかく、消化不良のB級映画。



トゥモロー・ワールド (ハヤカワ・ミステリ文庫)

トゥモロー・ワールド (ハヤカワ・ミステリ文庫)