映画「暗いところで待ち合わせ」を観た。


Waiting in the dark


この3週間いろいろあったけど、やっと映画館に行けた。


ところで、この映画。 こぢんまりとした世界、少ない登場人物、
不思議な設定、こういうのは結構好きだ。

一応、ハッピーエンドに近いし、かなり地味な映画だけど、なかなか。


ストーリー:
全盲の主人公ミチル(田中麗奈)は、病気で父親と死別し、
一人暮らしを始める。
家の中であれば、あたかも目が見えているかのように暮らせる
ミチルだが、一人で外出はできない。
そんな中、近所の駅で殺人事件が起きる。
容疑者アキヒロ(チェン・ボーリン)は逃走し、ミチルの家に逃げ込む。
アキヒロはミチルに存在を気づかれないようにしながら、
共同生活を始める。


いないフリの共同生活も斬新だけど、
殺人事件のほうも予想外の展開で、さらに細かな伏線があったりして
なかなか面白かった。


また、か細く、弱々しい感じのミチルを演じていた田中麗奈や、
活発で友達思いのカズエを演じていた宮地真緒など、
出演者も好演してたように思う。


とりあえず、ハッピーエンド(といっても、主人公は失明してるし、
父親と死別して、危ない一人暮らしだけど)だし、個人的には
観てよかったと思った。



暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫)

暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫)