映画「それでもボクはやってない」を観た。


社会派映画。 娯楽的要素は極めて薄い。
映画に、エンターテイメントを求める私には、ちょっとね。
笑って、ドキドキして、ハッピーエンドってのを期待してるから
こういう映画は、どうもね。


でも、決して悪い映画じゃないし、結構、引き込まれた。
観て良かったとは思ってる。


ストーリー:
主人公の金子撤平(加瀬亮)は、乗車率250%の通勤電車内で、
痴漢と間違われ、警察に突き出される。
徹平は、罪を認めれば、簡単に保釈されるところを、
頑なに無罪を主張し、裁判になる。
日本では、この手の痴漢の裁判は、99.9%有罪になっている。
弁護士の荒川正義(役所広司)、須藤莉子(瀬戸朝香)は、
この難しい裁判に勝利すべく活躍する。


私の好きな映画のジャンルじゃない。
たぶん、周防正行監督作品でなければ、見に行かなかった。
決して、悪い映画じゃないと思うし、日本の司法制度にも問題も強く
感じるようになった。


でも、Shall we Dance みたいな映画が、良かったなぁ...



PS. 本田博太郎は、なかなかの演技だった。